米SF怪獣映画「ゴジラ」は16日に全米公開され、上映10日間で既に、世界の興行収入3億ドル(約300億円)の大台を突破した。驚異的な興行成績と共に、世界各地から大好評の声が続々と寄せられている。人民網が報じた。
中国でもこのほど、6月13日の公開を前に、中国向けに制作されたポスターとギャレス・エドワーズ監督が挨拶する動画が公開された。ゴジラの姿全体を捉えているポスターは中国版だけだ。
ギャレス・エドワーズ監督は、初の長編映画での監督作品となった「モンスターズ/地球外生命体」(2010年)が、低予算映画ながら多くの批評家や映画監督から賞賛され、英国インディペンデント賞にて3部門を受賞し、英国アカデミー賞にもノミネートされた。また、脚本や監督、撮影、視覚効果など、さまざまなポジションをこなすことから、「マルチ型監督」と称されている。ある海外メディアは同作品について、「最も注目に値するのは、キャスティングでも、ゴジラの姿でもなく、ギャレス・エドワーズ監督。第2のスティーブン・スピルバーグと呼べるかもしれない。彼の大作に対する理解は、他の監督を超えている。危機的状況のシーンの操り方を見ると、完全に芸術家」と評価している。
同作品には、米人気ドラマ「ブレイキング・バッド」で主演を務めた俳優ブライアン・クランストンや映画「キック・アス」で主演を務めた俳優アーロン・テイラー=ジョンソン、映画「マーサ、あるいはマーシー・メイ」で主演を務めた女優のエリザベス・オルセン、フランスの人気女優ジュリエット・ビノシュ、俳優の渡辺謙など、豪華キャストが出演しており、史上最強のゴジラと戦う。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年5月27日