全民族抗日戦争勃発77周年記念行事が7日午前、中国人民抗日戦争記念館で開催され、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が重要談話を発表した。
習総書記は「偉大な中国人民抗日戦争は世界反ファシズム戦争のアジアの主戦場を切り開き、民族を危急存亡から救い、民族の独立と人民の解放を実現するために、世界平和を勝ち取る偉大な事業のために、歴史の記録に光り輝く貢献を果たした」と指摘。
「遺憾なことに、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から70年近くになる今日もなお、動かぬ歴史的事実を無視し、戦争で犠牲となった数千万の無辜の命を無視し、歴史の潮流に逆行し、再三にわたり侵略の歴史を否認、さらには美化し、国家間の相互信頼を破壊し、地域の緊張をもたらす者が少数おり、中国国民を含む平和を愛する全世界の人々の激しい非難を招いている」と述べた。
習主席はさらに「歴史は歴史であり、事実は事実だ。歴史と事実を変えることは誰にもできない。多大な犠牲を払った中国国民は、鮮血と命で記した歴史を断固として守る。侵略の歴史を否定、歪曲、さらには美化しようとするいかなる者も、中国国民と各国国民は断じて許さない!」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月8日