「暴走」という運動が各地で流行している。もっとも徐州では「暴走族」の毎日の活動場面は、他の地方の人を驚かせるのに十分だ。新華網が伝えた。
毎晩7時半になると、元々は寂しい徐州市雲竜湖珠山景勝地は賑わい始める。3人一列になってきちんと並び、おそろいの衣装を着て大またで歩く人たちが、「広場舞」(広場で年配の女性が中心となって踊るダンス)の賑やかな音楽の下で大きな歩幅で「暴走」し、この景勝地周辺の道路を「占領」してしまうのだ。
雲竜湖周辺で毎日「暴走」に参加する人は1万人近くに上る。彼らは多いグループは1千人、少ないグループは数十人という規模で音楽の流れる広場から出発し、雲竜湖を横切って南三環路まで行くと折り返すというコースで、1時間に7キロも「暴走」する。「暴走」グループが車道を占拠して交通の妨げになり、運転手とトラブルになるため、多くの市民が「暴走」行為の規範化を呼びかけている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月11日