きょうの人民日報「微博」--中国の「おばさん」が世界に進出
4-6月、中国国内の金の購入量が385.5トンに達し、過去最高を記録した。購入者の多くが中年の女性だったため、米ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国語で「おばさん」を指す「dama(大媽)」という言葉を使って、同現象を報道した。我先にと金のアクセサリーを購入するというのは、決して理性的な投資ではない。最近、北京の街中にある噴水で垢スリをはじめる「おばさん」や、米ニューヨークの公園で太鼓をたたきながら集団でダンスをして近所迷惑と非難された中国人の「おばさん」が話題になるなど、公共のマナーに欠ける行為も目立つ。どのように財産を管理するかは、個人の円熟度と関係があり、どのように社会の秩序を守るかは、国民の近代化にかかっている。マナーを守るという意識を培い、国民の民度を向上させなければ、中国の「dama」を世界に発信することはできない。
【中国の「おばさん」が世界に進出】金相場は今週、1トロイオンス1334.7ドルに上昇。ウォール・ストリート・ジャーナルは、「中国の『おばさん』は世界の金相場の動きにとても敏感で、相場が下落した今年4-6月に金を買いあさった。中国の金の需要が、世界の金相場上昇を牽引した」と指摘した。また、同紙は「dama」という単語まで作ってしまった。中国の「おばさん」は既に、世界に進出しているのだ!