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日本人戦犯29人目・宇津木孟雄の供述書公開 生体病理実験に協力

人民網日本語版 2014年08月01日09:21

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 日本人戦犯・宇津木孟雄の1954年7月から9月の供述書によると、宇津木は1895年に日本の千葉県で生まれた。1934年に偽満憲兵隊顧問に任じられ、1942年7月に新京興亜産業公司社長に就任した。1945年12月20日、長春でソ連軍に逮捕された。

 宇津木が自供した重要な罪行として、以下のものが挙げられる。

 1937年11月には、新京憲兵分隊の「留置中ノ死刑該当中国愛国者ヲ病理試験ノ為」、新京第二陸軍病院に引き渡させた。「此ノ際自分ハ自動車ニテ他出ノ途中田村伍長ト該留置人ヲ憲兵分隊ヨリ陸軍病院前迄便乗セシメタルモノナリ」

 1938年1月には、同様の生体病理実験のため、「死刑該当中国愛国者ヲ(中略)自分ハ安藤准尉及田村伍長ヲシテ新京第二陸軍病院小野軍医ニ同病院ニ於テ引渡サシメタリ」

 同11月には、同様の生体病理実験のため、「分隊ニ留置中ノ死刑該当中国愛国者ヲ(中略)安藤准尉及田村伍長ヲシテ新京第二陸軍病院小野軍医ニ同病院ニ於テ引渡サシメタリ」。さらに同月、「中国愛国人民七名ヲ逮捕シ其ノ六名ヲ検察庁ニ事件送致セリ(中略)一名ハ殺人強盗罪該当者ニテ新京第二陸軍病院ニ貸与シタルモノナリ」(編集MA)

 「人民網日本語版」2014年8月1日

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