人民文学出版社将推出堺雅人所著《文•堺雅人》和《文•堺雅人2》。中国内地罕有地引进日本当红明星写的书,有文有图,还新设计了封面。
毫无疑问这是粉丝书,雅人叔的中国影迷十分激动。不必抱着苦学日语的决心来看懂原版了,而且内地版图书定价总是比海外便宜许多。甚至有人想象,堺雅人会不会特地来中国举行签售会,只需买书就能排队近距离见到偶像?这可是比门票屡创新高的粉丝见面会合算多了,虽然可能性十分渺茫。
我国出日本明星书的高峰在中日关系最好的80年代,光山口百惠传记就有很多版本:漓江社有《苍茫的时刻》,中国电影出版社有《苍茫时分》,《西湖》编辑部印有《春早:山口百惠自传》;同一年,河北美术社有《山口百惠和三浦友和》,光明日报社有《山口百惠与三浦友和》……五花八门,余波延续至今。要知道,中国1992年才加入《伯尔尼公约》,种种出版乱象惹恼过不少人。
本世纪以来中国引入的日本影视剧少之又少,日星也变成小众偶像。相对于传播力强的电视媒体,图书的读者群更是小众。所以,处于上升期正当红的堺雅人书能在中国出版,真可以算是一个突破,值得关注。
早稻田大学肄业的堺雅人说过:“如果不动动手的话,就感觉脑子也不会动了。”除了出姿态撩人的写真集外,艺人们更想写有文字的书,体现文化修养。木村拓哉为杂志《M yojo》写的专栏文章结集成《开放区》,初版20万册一面世即售罄。黑木瞳也连载专栏,另著有《对丈夫已不再心动》。而就在上个月,吉永小百合和岸惠子推出《走下去的两人》,收录两人近年来在横滨和巴黎的三次对谈。脑袋越丰富,人会越性感,这在看脸的世界里,也是始终不错的道理。
人民文学出版社から、人気俳優・堺雅人のエッセイ「文•堺雅人」(2009年)と「文•堺雅人2 すこやかな日々」(13年)の中国語版が発刊される。日本の芸能人の著作が、翻訳されて中国で発売されるのは珍しい。写真なども収録され、中国語版用の表紙も準備されている。
同書の発売に、中国でも絶大な人気を誇る堺雅人のファンは興奮を隠せないだろう。日本語を必死に勉強して、日本語版を読む必要はなく、値段も日本より安い。中には、「発売に合わせて、堺雅人がサイン会のために中国に来れば、本を買うために並ぶだけで、スターを目の前で見ることができる」と期待を膨らませているファンもいる。サイン会が実現する可能性は低いが、もし実現すれば、高いお金を払ってファンミーティングなどに参加するより、ずっと割がいいと言えるだろう。
中国で、日本の芸能人の著作が人気を集めたのは、中日関係が良好だった1980年代まで遡る。例えば、伝説の人気女優・山口百恵の著作「蒼い時」(80年)は、「漓江社」、「中国電影出版社」、「西湖編集部」からそれぞれ、中国語版が出版された。また、同年、河北美術社と光明日報社も「山口百恵と三浦友和」を出版し、どの書も今でも根強い人気を誇っている。中国は1992年になって「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」に加盟したため、それまでは著作権などを意に介さない出版が問題となった。
今世紀になると、中国に進出した日本の映画やドラマなどが減少したため、日本の芸能人も中国ではそれほど目立たなくなった。そのため、テレビなどに比べて、影響力の小さい図書となると、さらに少なくなった。このような現状を背景に、大ブレーク中とはいえ、堺雅人のエッセイが今回中国で出版されるというのは、画期的なことで、注目に値する。
早稻田大学に通っていたこともある堺雅人は、「手を動かさなければ、頭が回らなくなる感じがする」と述べている。芸能人達は、大胆なポーズで映る写真集など以外に、文化的教養をアピールしようと、文章を書くことを好む。人気アイドル・木村拓哉も、雑誌「MYOJO」に連載を寄せており、それを基にしたエッセイ集「開放区」は発売初日で20万冊を突破した。人気女優の黒木瞳も、朝日新聞でエッセイ「黒木瞳のひみつのHちゃん」を連載しているほか、著作に「もう夫には恋はできない」がある。そのほか、今年7月には、日本を代表する女優の吉永小百合と岸恵子が、雑誌「家庭画報」の企画で2009年に初めて行った対談や13年にパリで再開した際の対談などをまとめた「歩いて行く二人」を出版した。「教養があれば、人の魅力は増す」。外見が重視される世の中で、これも重要な真理だ。
「人民網日本語版」2014年8月27日