2014年8月27日  
 

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堺雅人のエッセイ、中国語版が発売

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年08月27日14:52

 人民文学出版社から、人気俳優・堺雅人のエッセイ「文·堺雅人」(2009年)と「文·堺雅人2 すこやかな日々」(13年)の中国語版が発刊される。日本の芸能人の著作が、翻訳されて中国で発売されるのは珍しい。写真なども収録され、中国語版用の表紙も準備されている。人民網が報じた。

同書の発売に、中国でも絶大な人気を誇る堺雅人のファンは興奮を隠せないだろう。日本語を必死に勉強して、日本語版を読む必要はなく、値段も日本より安い。中には、「発売に合わせて、堺雅人がサイン会のために中国に来れば、本を買うために並ぶだけで、スターを目の前で見ることができる」と期待を膨らませているファンもいる。サイン会が実現する可能性は低いが、もし実現すれば、高いお金を払ってファンミーティングなどに参加するより、ずっと割がいいと言えるだろう。

中国で、日本の芸能人の著作が人気を集めたのは、中日関係が良好だった1980年代まで遡る。例えば、伝説の人気女優・山口百恵の著作「蒼い時」(80年)は、「漓江社」、「中国電影出版社」、「西湖編集部」からそれぞれ、中国語版が出版された。また、同年、河北美術社と光明日報社も「山口百恵と三浦友和」を出版し、どの書も今でも根強い人気を誇っている。中国は1992年になって「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」に加盟したため、それまでは著作権などを意に介さない出版が問題となった。


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