中国海軍は27日11時半頃、山東省威海市劉公島沖で、国歌が高らかに響き渡る中、甲午戦争(日清戦争)120周年海上追悼式を実施し、国のために身を捧げた北洋海軍将兵を追想した。追悼式に参列した軍と地方の指導者、将兵代表は頭を下げて1分間黙祷した。南沙(英語名スプラトリー)諸島から渤海まで、東中国海の前哨から黄海まで、万里の領海の軍港内に停泊する艦艇が一斉に汽笛を鳴らした。礼砲分隊が19発の礼砲を撃ち、将兵は花を撒いたうえで「歴史を銘記し、国恥を忘れない」「軍事力を強化し、訓練に励み、祖国のために尽力する」「海洋を経略し、シーパワーを維持する」「海軍を整備し、中華の夢を叶える」ことを厳粛に誓った。
解放軍本部機関、海軍、軍事科学院、済南軍区、瀋陽軍区、国の部・委員会(省庁)、山東省、遼寧省など軍・地方の指導者、および甲午戦争を研究する専門家や学者の代表約600人が参列した。甲午戦争120周年シンポジウムも同日開幕した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月28日