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NASA、次世代旅客機の形状コンセプトを発表

人民網日本語版 2014年12月17日08:27

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米航空宇宙局(NASA)は旅客機製造メーカーと、次世代旅客機「超音速旅客機」の形状コンセプトを開発中だ。次世代旅客機は速度と燃費性能が向上する。英デイリー・メール紙が12月9日に伝えた。

NASAの形状コンセプトによると、針型、円柱型、三角翼の次世代旅客機が、早ければ10年後に登場することになる。そのうち最も人気の高いデザインは翼と胴体が一体化した「ブレンデッドウィングボディ」と呼ばれている。旅客機の翼と機体が隙間なく結合し、より滑らかに見え、騒音と燃費を最大限に抑えることができる。

NASAは2012年にこのデザインを取り入れたX-48Cの試験に成功した。同機は乗客と貨物のスペースが広々としている。三角形の外観はスパイ映画に登場する航空機のようで、空気抵抗を効果的に低減できる。同機の翼幅は6.54メートルのみで、15−20年内に軍に配備される可能性がある。

マサチューセッツ工科大学の研究チームは「D8」と呼ばれる次世代旅客機を開発中だ。修正後に幅を広げた機体は浮力を追加し、重量と抵抗を抑えた。埋込み型エンジンは、翼の尾端部分に取り付けられる。D8は2030−35年頃に、米国の国内線での就航を予定している。

航空エンジニアは、旅客機の衝撃音を下げる新基準を制定中で、より静かな新型旅客機を製造し、現在の超音速飛行の禁止令を打破しようとしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年12月17日

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