中国の海外旅行市場は近年急速に発展しており、トルコ航空を含む多くの国際観光業界大手が中国市場に期待し、提携に向けた取り組みを進めている。トルコ航空と広州広之旅国際旅行社は22日に広州市で「2015年度世界航空資源調達協定」を締結し、2014−2015年冬季・春季旅行商品を共同発表した。中国新聞網が伝えた。
在広州トルコ総領事館のBatu Kesmen総領事は、「今年1−8月にトルコを訪れた中国人観光客数は前年同期比で4割以上増加し、中国市場の活力を示した。今回のトルコ航空と広之旅の提携は、トルコと中国観光産業の協力・ウィンウィンのモデルだ」と述べた。
国連の世界観光機関が発表した公式データによると、2013年の中国人の海外旅行者数と海外旅行支出は、いずれも世界一になった。今後5年間の中国人海外旅行者数は、延べ5億人に達すると予想されている。
業界関係者は、「広州―イスタンブールは週7便運航されている。広州はトルコと世界各地に十分な輸送力を提供している。またトルコ航空を海外旅行の中継地とすることで、欧州、アフリカ、南米などの長距離ツアーの利便性を高めることができる」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月24日