5日発売の米誌「タイム」が、東京武蔵野美術大学の映像学科に通う女子大生・宮崎いず美さんのセルフポートレートは、独特の個性があり、斬新で目を奪われると紹介した。宮崎さんの作品は、滑稽でユーモアある要素を、街の風景と組み合わせており、同誌は、写真界に現れた「新星」と好評価を下している。日本では、宮崎さんの作品がプリントされているトートバッグやバッチなどが販売されている。環球網が報じた。
宮崎さんは、マイクロブログサービス「Tumblr」にも、自身の作品を投稿している。作風に関して、宮崎さんは、「未知の領域への挑戦という意味合いと、単におもしろいからという部分の両方がある」としている。他の写真家と違い、宮崎さんの作品の中の主役は、他の人ではなく、おかっぱ頭の自分だ。宮崎さんの手にかかると、鉄塔やカーブミラーなども、アートの一部となってしまう。また、おにぎりやバナナなどの食品も、作品に度々登場している。
トートバッグを販売していることに関して、宮崎さんは、「街で自分の作品がプリントされたバッグを持っている人を見ると、とてもうれしい。もっとたくさんの作品を多くの人に見てもらいたい」と語っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月12日