5月1日にイタリアミラノで開幕するミラノ国際博覧会。中国館のボランティア、スタッフ、政府代表のユニフォーム計11種類が26日に発表された。人民網が報じた。
同ユニフォームは「融合と創造」をテーマに、中国館のテーマ「天人地」と合わせてデザインされた。東洋の知恵と現代文明を融合させ、人と大自然が共存するというコンセプトが表現されている。素材には綿やウール、絹などの天然素材が使われ、同博覧会が提唱する「自然」、「環境保護」にもマッチさせている。
ユニフォームをデザイン、製作したのは中国のファッションブランド・EP雅瑩。同社の責任者で、全国人民代表大会の代表を務める張華明氏は、「中国ファッションが、『オシャレの都』ミラノで披露されることで、世界に中国文化の奥深さや持続可能な発展の道を歩み続けるという中国の決意を伝えることができる。そして、紡績、ファッション業界が『海外進出』することで、グレードアップへの道を探ることもできる」と意義を強調している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月1日