来賓のセキュリティチェックを担当するミサイル護衛艦・臨沂艦の郭燕・一等兵曹はこの日、忙しい日を過ごした。期間2日の艦艇一般公開日に彼女と同僚はロシア・ノボロシースク市の市民やロシア海軍将兵など3千人以上を対象に、優れたセキュリティチェックやガイドのサービスを提供したのだ。中国軍網が伝えた。
「広場で見学を待っている大勢の人は増えるばかりで一向に減らず、ロシア市民の熱心さを感じた」。郭燕・一等兵曹は背後のテーブルの上の花と風船を指差しながら「見て下さい。これは中国の軍艦を見学に来た子どもたちから贈られたプレゼントです。彼らは何時間も並んで待っていたのに、花は美しく、笑顔は明るかった」と語る。
臨沂艦は第19次アデン湾・ソマリアでの護衛任務とイエメンからの中国人と外国人の避難任務を完了したばかりだ。通訳を学んでいる軍校の学生が、ハルビンで中国語を3年間学び、中国語名は「帖木児」と言うと紹介してくれた。中国の軍艦を見学した彼は親指を立てて「中国の軍艦の性能は先進的で、清潔に整頓されており、強い印象を受けた」と語った。
ロシア市民の「中国ブーム」を目にして、中ロ「海上連合-2015(Ⅰ)」軍事演習の中国側総監督、中国海軍副司令官の杜景臣氏は「中国海軍の艦艇は平和の方舟であり、友情の使者だ。世界の人々は平和を熱望しており、中国は世界の平和維持のためにさらに努力する」と語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年5月12日