習近平国家主席は8日、インドのモディ首相とロシア・ウファで会談した。
習主席は「現在双方は共に努力して、中印関係の積極的な発展基調を保ち、互恵協力の新局面を切り開く必要がある。ハイレベル接触を継続し、各レベルの戦略面の意思疎通を強化する必要がある。計画に基づき重大な協力プロジェクトのフィージビリティスタディを完成し、中印協力のフラッグシップ・プロジェクトを築く必要がある。溝を適切に管理・コントロールし、国境地帯の平和・安寧をしっかりと維持するべく共に努力する必要がある。アジアインフラ投資銀行とBRICS新開発銀行の設立、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊の建設を連携して推進し、『1ベルト、1ロード』イニシアティブとインド側のイニシアティブの効果的な結合を検討し、互恵協力と共同発展を実現する必要がある」と強調した。
モディ首相は「現在印中関係は良好に発展し、両国は相互信頼を一層強化している。私は習主席と繰り返し会い、印中はハイレベルの緊密な意思疎通を継続している。近年両国は経済・貿易協力を一層拡大し、科学技術、宇宙、インフラ分野の協力を推し進め続けている。インドはさらに多くの中国企業による投資を歓迎する。インド側は中国側と戦略面の意思疎通と調整を強化し、国境問題など両国間の溝を適切に処理することを望んでいる」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月9日