江西省の伝統手工芸品である「鉛山連四紙」は「千年寿紙」とも称され、宋、元の時代にその名を馳せていた。なよ竹を原料とし、手作業による72もの工程を経て1年かけて作られるこの紙は、防虫耐熱のキメが細かい真っ白な質感で永久に変色しない。2006年、連四紙製造技術は国家無形文化遺産に初めて登録された。現在、連四紙の年間生産量にあたる4万束(1束=約100枚)が国家図書館や浙江省図書館など多くの機関との間で次々に製品提供の合意にいたり、古書の修繕用紙として使用されるようになった。新華網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月13日