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日本人留学生、19日間かけて北京から広州まで自転車旅行

人民網日本語版 2015年08月18日10:30

北京語言大学を出発する神原立行さんと馬場聡太郎さん走行中の様子途中で知り合った中国人の自転車仲間黄河を横断現地の農民と記念撮影途中立ち寄った村で食事長江を横断旅の途中で休憩自転車を修理山道を走る広州駅に到着
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北京語言大学の日本人留学生、神原立行さんと馬場聡太郎さんは、北京から広州までの約2000キロを、19日間をかけて自転車で走り抜けた。新華網が伝えた。

2人の留学生は6月28日に北京語言大学を出発し、携帯電話のナビゲーション機能を使いながら、北京市、河北省、河南省、湖北省、湖南省を経て、19日後に目的地・広州駅に到着した。途中、黄河や長江を横断し、中国北方と南方の異なる気候や文化・環境を体験した。

彼らは今回の旅の目的について、「自転車の旅を通じて、広い中国についてもっとよく知りたかった」と語る。

神原さんは「今回の体験は特別だった。日本で昔、東京から広島まで自転車で旅したことがあったが、今回とはそれとは全く別ものだった。日本は道路状況は良いが、旅の途中で助けてくれる人や、積極的に話しかけてくれる人はほとんどいない。中国はそれとは違って、道は悪いが、人の温かさを感じた」と語る。彼らは旅の途中で、水や食事をくれたり、休ませてくれる人に出会い、感動したという。

自転車旅行の前と後で、神原さんの中国に対する見方は大きく変わった。中国での留学生活も数年になるが、自転車旅行を終えた後、中国への理解がまだまだ足りなかったことに気づいたという。

馬場さんも今回の旅で、多くの中国の友人と知り合った。「ただの旅行ではなく、暖かい旅行だった。やさしい人々に出会い、心が温まった。自分の体験した中国と、中国の暖かさを周りの日本人に伝えていきたい」と馬場さんは語る。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年8月18日

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