2015年8月11日  
 

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上海歌舞団の舞劇「朱鷺」 日本の約30都市で公演、大成功収める

人民網日本語版 2015年08月11日13:29

舞劇「朱鷺」

上海歌舞団による舞劇「朱鷺(とき)」は、5月31日から8月2日までの64日間にわたり、日本の29都市で57公演を行った。観客数は計12万人を超え、日本各地で「朱鷺」ブームを巻き起こした。東方網が伝えた。

▽日本各地で「朱鷺」ブーム

「朱鷺」の2015年の公演が始まる1ヶ月ほど前、日本各地の公演チケットはすでに売り切れ状態となっていた。ここからも、同舞劇の日本での人気の高さが伺える。公演の2時間前には劇場前に長蛇の列ができ、約3千人収容の劇場は満席となった。公演終了後、熱心な観客は手作りのハンドバッグや折り紙作品、絵画作品などを劇団に送り、中日友好の気持ちを表現、平和共存のテーマに敬意を表した。ある観客は「朱鷺という素晴らしい作品をありがとう。共に手を携え、中日友好のために努力していきたい」と語った。「朱鷺」は民間外交の責任を十分に果たし、日本国民の中国民族文化に対する認識を新たなものにした。

中国の大型舞劇が国際市場で2ヶ月にわたる公演を行うのはこれが初となり、社会的・経済的効果の面でそれぞれ収穫を得た。「朱鷺」の成功の理由について、上海歌舞団の陳飛華団長は、「作品のテーマ・思想、芸術の方向性、舞台美学などの要素は、どれも欠かせない。朱鷺は日本において神聖な鳥として崇められていたが、1980年代に絶滅の危機に瀕した。中国の研究者は陝西省での飼育繁殖で、7羽の朱鷺を約200羽に増やすことに成功している。舞劇『朱鷺』は、環境に対する反省の思い、朱鷺の絶滅から復活への道のりを描いており、日本人から大きな反響を得た」と語る。


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