12日午後11時30分頃、天津港瑞海公司の危険物保管倉庫で爆発事故が発生。17日午前9時の時点で、114人の死亡が確認されたほか、698人が入院して治療を受けている。うち、20人が重体で、37人が重症という。人民網が報じた。
事故現場には、連日多くの熱心なボランティアが駆け付けている。既に、救助活動や物資の調達は大詰めにさしかかっているものの、多くのボランティアが現場から離れようとしない。17日夜8時頃、南開大学泰達学院の入口の外に設置された物資転送拠点では、ボランティア約60人が、化学救助部隊の駐屯地に運ばれるミネラルウォーターを、トラックに積み込んでいた。
あるボランティアは、「将兵に『皆さんは私達の力強い支え』と言われた。どんな言葉よりも励みになる」と話す。テントの前に座る高校生のボランティアは、事故発生翌日に駆け付けたという。
これらボランティアのほとんどは、自発的に天津に来て救助活動に参加。その多くが以前にもボランティアに参加した経験がある。 (編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月18日