天津港「8.12」特別重大火災爆発事故発生から6日目の8月17日午後、爆心地の西側の陸橋に足を運び、近距離で被害状況を確認した。
陸橋から爆心地を見ると、事故発生からすでに6日が過ぎているものの、現場は依然として深い傷跡を残したままだ。爆発の影響で、爆心地から最も近い団地は壊滅的な被害を受けている。遠くから見ると、建物の外側のガラスは爆風で全て吹き飛ばされ、ガラスの窓枠が建物の外側にぶら下がっている。爆心地では積み上げられたコンテナから黒や白の濃い煙がもうもうと噴き出している。濃い煙と周囲の黒い水たまりからは鼻を突くような臭いを発散しており、厚いマスクを着用していてもなお臭いから逃れることができない。コンテナの南側は自動車置き場になっており、場内の1000台あまりの自動車は爆発の影響を受け、灰色の骨組だけが残されている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月18日