1987年生まれの張煜さんは、浙江省衢州市の小学校で体育を教えている。衢州市柯城区石梁鎮にある下村小学校に配属されている張先生は、携帯電話のカメラで教え子たちを撮影し、彼らの素顔を記録した。中国全国に1270万校ある小・中・高校で教えるごく普通の教員である張先生は、純真無垢であどけない子供たちの一瞬をとらえることで、自分自身の心に眠る柔軟さや温かさを表現している。張先生が大好きな映画に、「私はもっと星空を見たい。あらゆることがどんどん移り変わる世間だが、その中でも永久に変わらないものを見たいのだ」という台詞がある。もしかすると、体育教育を通じて子供たちにもたらされる「恵み」は、ある意味永遠不変のものかもしれない。それはつまり、激しく変化する世界において、変わることのない清らかさと温かさだ。中国で31回目を迎えた教師の日を迎え、張先生が撮影した写真によって、全ての現場の先生方に敬意を表し、子供たちが彼らから受け取る知識や恵みを感謝したい。新華社が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月10日