陝西省宝鶏南駅から北京西駅行きのG672号高速列車で26日突然、乗客が急性心筋梗塞を発症した。知らせを聞いたある高齢の男性がすぐに救急措置にやってきて、病院と連絡を取り、駅に到着後にこの患者を医療スタッフに引き渡した。乗客は救助され、高齢の男性は静かに病院を立ち去った。あるネットユーザーがこの高齢の男性は有名な心臓血管の専門家である胡大一氏だと探し当てた。代々続く名医の家系出身でもある胡氏の家訓は「不為良相、便為良医」(いい宰相にならなければいい医者になること)だ。北京青年報が伝えた。
胡大一氏は、首都医科大学心血管疾患研究所長、北京大学人民病院心臓研究所長、心臓内科主任、北京同仁医院心血管疾患診療センター長。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年10月27日