近い将来、死後24時間経っても蘇生可能に?
米国のベテラン救命救急医Sam Parnia氏は自著「Erasing Death.」の中で、医学技術が進めば、近い将来に死後24時間経った人でも生き返らせることが可能になるかもしれないと指摘した。科技日報が伝えた。
同書によると、最新の医療技術をもって正しい治療さえ受ければ、多くの患者を死後に蘇生することが可能だという。もちろん、全ての命を救うことはできず、重症の心臓病患者などは蘇生が不可能だ。また、心臓発作や失血の場合は蘇生可能だが、末期がん患者および薬剤耐性病原体の感染者は、心臓の鼓動が回復してもいずれまた停止してしまう。
現在、心停止した患者が蘇生する確率は米国では18%、英国では16%だが、同医師のチームは33%と高く、今年初めには最高で38%に達している。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年8月9日