第44回東京モーターショーは28日にメディア向けの内覧会が行われ、自動車メーカーおよび自動車部品メーカー計160社が出展した。出展メーカーはそてぞれ新車をうち出し、中でも省エネ・環境保護や高いスマート性といった特徴をもつコンセプトカーに最も注目が集まった。
東京モーターショーは2年に1度開催されており、今回は29日に開幕し、30日から来月8日まで一般公開される。出展された新車76車種は世界新発売車で、日本初公開車が68車種ある。前回と同様、出展規模が最も大きいのは日系メーカーで、次はドイツ系メーカーだ。フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題を受けて、出展メーカーは省エネ・環境保護を主要なセールスポイントとしている。
トヨタが今回うち出したコンセプトカー「FCV PLUS」は、科学技術の空気をまとった外観で、トヨタのこれからの燃料電池車(FCV)の方向性を示す車だ。またトヨタは新型「プリウス」、「S-FR」、「KIKAI」などの新車もうち出した。ホンダはFCV新車の「クラリティ フューエル セル」、新型「NSX」のハイブリッドスポーツ車などを出展した。
日本メディアの報道によると、東京スポーツカーは1954年に始まり、すでに60年の歴史があり、最盛期は1991年で入場者は200万人を超えた。だがその後は存在感が年々低下し、入場者数も大幅に減少。前回の入場者数は90万人で、主催者である日本自動車工業会は今回は前回を上回る入場者を見込む。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月29日