昨晩から未明にかけて北京の多くの場所で雪景色が見られた。北京の初雪の平年日11月29日と比べると、今年の初雪は一足早い。
中央気象台の5日の発表によると、5日から8日まで中国中東部の広範囲で雨もしくは雪の予報で、5、6日の両日が最も強くなる。内蒙古(モンゴル)、山西省、河北省は普通程度から大雪、局地的に豪雪の予報、四川盆地、江漢、黄淮などの地域は普通程度から大雨、局地的に豪雨の見込みだ。このほか、東北、華北は大きく気温が下がり、局地的に8度以上低下する見込みだ。
気象当局は空気の冷え込みが徐々に厳しくなるに伴い11月5日日中、北京の気温は下がり、延慶佛爺頂では真っ先に降雪を観測したと発表した。
初雪とは?北京市気象台の初雪に関する基準によると、北京市内全域の目測観測点20か所のうち10か所以上で降雪を観測、若しくは市内5ステーション(朝陽、海淀、豊台、石景山、観象台)全てにおいて降雪を観測、若しくは市内5ステーションのうち3か所以上の観測点で降雪現象を確認し、少なくとも1か所の降雪量は0.1ミリ(またはそれ以上)観測した場合にのみ初雪と認定される。
前年までの北京の初雪時期は一般的に11月29日頃で、今回は一足早く雪が降ったことになる。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年11月6日