中国気象局が29日の記者会見で明らかにしたところによると、国家気候センターは、現在のエルニーニョ現象が少なくとも2015年から2016年の冬季まで続き、強度のエルニーニョ現象の基準に達すると予想した。この持続的な発展により、今年は1951年の観測開始以来、発生期間が最長のエルニーニョ現象になる可能性がある。光明日報が伝えた。
国家気候センター気候観測室シニアエンジニアの周兵氏は、「今年上半期、北半球の多くの国で『暑い』がキーワードになった。持続的な高温は、エルニーニョ現象による影響だ。エルニーニョ現象は今年5月に入ってから加速しており、大気も大きな反応を示している。現在のエルニーニョ現象はすでに14ヶ月間持続しており、15ヶ月目に入った。このエルニーニョ現象の発展の流れが変わらなければ、1951年以来で最長のエルニーニョ現象になる可能性が高い」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月31日