中国に30校のサッカースクールを開校することを計画しているサッカー界のスーパースター・ロナウド氏は四川で15日、「中国には膨大な数のサッカー人口がある。現時点でのレベルは世界のサッカー王国とは比較にならないが、今後、中国から多くのサッカー人材が出ると確信している。自分が開くサッカースクールが、中国のW杯優勝の一助となることを望んでいる」と述べた。中国新聞網が報じた。
ロナウド氏は同日、自身のサッカーチームを引き連れて四川省綿陽を訪れ、綿陽中学・高校実験校、南山バイリンガル校、綿陽外国語学校などの学校で学ぶサッカー少年・少女とサッカーを通じた交流を行った。今回のロナウド氏の訪中は、サッカーを愛する中国の子供たちにキックの技術や経験を教えることが目的で、彼の長年の親友であるブラジルの著名教育・実業家のカルロス・ウィザード・マルチンス氏も同行した。
マルチンス氏は、「初期計画では、北京・上海・深センなどの一線都市に、30校のサッカースクールを建設する。来週火曜日、ロナウドは北京で、国内最大の語学学校「新東方学校」の兪敏洪校長と会い、学校建設に関する提携をめぐり協議する。ブラジルではサッカーが子供たちに限りない楽しみをもたらしている。我々は、この楽しみを、中国の子供たちにも味わってもらいたい」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月16日