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馮小剛映画公社「南洋街」オープン 1920年代の都市再現

【中日対訳】

人民網日本語版 2015年12月25日13:50

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観瀾湖集団と華誼兄弟、映画監督の馮小剛が共同で海南省海口市に設けた映画村「馮小剛映画公社」の「南洋街」が22日、オープニングセレモニーを行った。馮監督や映画「老砲児」の管虎監督、主演の呉亦凡らが出席した。

「南洋街」は、2014年に竣工・開業した「1942民国街」に続いて登場する2本目の特色ある大通りで、全長300メートル余りに達し、国内外の建築スタイルが融合した南洋情緒のある建築70棟が集まっている。通りにかかる門や埠頭、鐘楼、橋などの時代を感じさせる要素が散りばめられ、質屋や洋服店、武館、薬局などの南洋の繁華街の様子が再現されている。

南洋街のメインデザイナーを務めた石海鷹氏によると、建設にあたっては、1920年代の広州や香港、シンガポールの中華街の史料などを参考に設計の要素が選ばれ、映画の美学を考えた設計がなされた。「1942街」は1940年代の重慶山間部の古い街を再現したものだが、南洋街では1920年代の都市の様子を感じることができる。まもなく着工する「オールド北京街」は、1950年代から60年代の古い北京の建築が再現され、古い北京の文化が表現されるとともに、映画「老砲児」の胡同の様子も取り入れられる。

昨年6月7日にオープンした「1942街」の来場者は開業1年で100万人を突破した。世界に10億人の視聴者を持つフランスの番組「Intervilles」の舞台にも選ばれた。馮小剛監督は、「映画公社」は映画撮影と同じで「無から作られたもの」との感想を語った。来年からは、ホテルや撮影スタジオなどの施設の建設も次々と始まり、映画撮影の舞台としても本格的に始動し、中国最良の撮影拠点の構築がはかられる。(編集MA)

「人民網日本語版」2015年12月25日

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