中国映画株式有限公司、「オリエンタル・ドリームワークス」、「ドリームワークス・アニメーション」が共同で手掛けた大ヒットシリーズ「カンフー・パンダ」の第3弾「カンフー・パンダ3」に、強力な助っ人が加わった。大ブレーク中の歌手・鹿晗(ルハン)が歌う中国版PR曲「海底(Deep)」のMVがこのほど初めて公開されたのだ。同MVの監督を務めたのは、「ドリームワークス・アニメーション」の「シュレック3」の監督を務めた「シュレックの父」こと許誠毅(ラマン・ヒュイ)監督。許監督は、中国語映画の最高興行収入記録を作った映画「捉妖記(Monster Hunt)」を手掛けた監督で、鹿晗とコラボはこれが初めて。新華網が報じた。
「海底」は軽快なリズムで、リラックスした雰囲気の「カンフー・パンダ3」と見事にマッチしている。MVでは、鹿晗の力に満ちたダンスと映画の主人公であるジャイアントパンダ・ポーのカンフーの要素をミックス。活力に満ちたMVの合間には映画のワンシーンも盛り込まれ、鹿晗とポーの時空を超えた「共演」が実現している。MVは好評を博し、「鹿晗はかっこいいし、ポーもかわいい。二人のコラボが見事!」と絶賛する声が寄せられている。
同映画は来年1月29日に、中国と米国で同時公開される。前2作と違い、同作のストーリーでは、ポーが人生において非常に重要な課題2つに直面する。その1つは、実の父親である李山に出会い、2人の「父親」への思いをいかに処理するか。もう1つは、昔一緒に奮闘した五侠や久しぶりに会ったパンダ村の同郷を前に、一緒に敵として戦うカンフーの師匠へといかに成長していくかだ。ポーは、親への思いや友情など、さまざまな葛藤を勇敢に乗り越えて、前へ進み成長し、責任感あるカンフーの師匠へと成長していく。
「人民網日本語版」2015年12月3日