湖北省赤壁市の長江沿いに位置する±800kV復奉線に19日、湖北省送変電工程公司の作業員が、「金属部品腐蝕速度電荷量オンライン観測装置」を取り付けた。同設備が電力網で試験的に使用されるのはこれが初だ。新華網が伝えた。
国家電網湖北電力科学研究院が開発した同装置は、中国最先端のスマートセンサーシステムを搭載し、高圧電線の漏電を総合的にチェックし、システムのメインコンピューターに各種参考データを提供する。絶縁体頭部の腐蝕状態を持続的に観測することで、正確な年平均腐蝕電荷量を測定できる。これは今後建設される超高圧直流送電線の磁器ディスクサスペンション絶縁体、ガラス絶縁体の設計・生産・使用を技術面からサポートする。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月21日