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中国の電力網制御システム、対米輸出を実現

人民網日本語版 2016年01月20日14:02

中国教育部はこのほど、科学研究成果「複雑な電力網の自主制御――無効電圧連携自動制御システムのコア技術と応用」の審査会を開催した。送電網の安全性と経済的な運行を保証し、電力網の電圧をリアルタイムで制御する科学技術成果である同技術は、20年間の研究開発機関を経て、中国の圧倒的多数の大地域電力網および省級電力網での応用を実現し、初の対米輸出を実現した。光明日報が伝えた。

同システムは江蘇省電力網での使用開始後、1年間で約1億kWhの電力損失を防いだ。これにより年間で約5000万元(1元は約17.76円)の費用が節約された。米国の地域送電機関「PJM」での半年間の運行データによると、同システムは約850万ドルの費用削減効果を生んだ。電力損失を防ぐことで大きな経済効果を生むと同時に、5つの重要送電線の送電量を7.6−16.1%引き上げた。PJMの電気料金を引き下げ、高い信頼性により社会的な効果を生んだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年1月20日

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