中国の極地観測船「雪竜号」が21日、オーストラリアの南極観測基地のケーシー基地に到着し、オーストラリアから運んできた392トンの物資を同基地に卸し、同基地の一部の物資を搭載してオーストラリアに持って帰る予定だ。ケーシー基地はオーストラリアの南極最大の通年性の観測基地で、現在70人が夏を越す観測業務に従事している。中国の第32期南極観測隊のリーダー秦為稼氏は「今回の雪竜号によるケーシー基地への物資輸送は、中国とオーストラリア両国における南極観測の協力の一環である」と語った。新華社が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月22日