中国の骨董品や美術品のオークションがこのほど、東京で開催された。中国の古代・近現代書画や骨董品、生活用品などが多くオークションにかけられている。有名アーティストの作品や所蔵品も数多い。オークションには、日本人だけでなく、中国の骨董品愛好家が参加している。人民網が報じた。
東京中央オークションが開催した2016春季オークションは、日本国内最大規模の中国骨董品・美術品のオークション。書画、古籍善本、文房具、茶道具、骨董品などがオークションにかけられている。2日は「百年珍藏」をテーマに書画や文房具など約600点余りがオークションにかけられた。午前は、明・清の書画や近現代書画を中心にオークションにかけられた。斉白石や呉昌碩、鄭板橋、豊子愷、梁啓超など、中国で大家と称されるアーティストの作品も含まれていた。
同日のオークションには、数多くの中国の骨董品愛好家も参加した。同日オークションにかけられた品の開始価格は全て5万円。呉昌碩の書画「花卉対幅」は、同日午前の最高価格、260万円で落札された。その他、孫岳頒の書道作品「寄富春孫路処士」は200万円で落札された。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月4日