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香港春季オークション 草間弥生ら日本人画家の作品が初出品

人民網日本語版 2015年04月09日10:50

1億5990万円で落札された王懐慶の作品「榻」

大手オークション会社の中国嘉徳(香港)による2015春季オークションが7日、香港で開催され、落札総額が計2億5300万円香港ドル(約39億885万円)に達した。中国大陸部のオークションと比較して、国際化が進んでいる嘉徳香港のオークションでは、今回初めて日本人アーティストの作品が出品されたほか、王済遠や侶明室の作品を集めたテーマオークションも開催された。 新京報が伝えた。

■日本人アーティストの作品が初出品 藤田嗣治、草間弥生、加藤泉らの作品が落札

香港市場で注目を浴びた出品作品を見ると、香港嘉徳と北京嘉徳のスタイルの違いがより明確に見えてくる。オークション開始前、中国嘉徳(香港)国際拍売有限公司の胡妍妍総裁は、「今回の香港春季オークションでは、テーマオークション『20世紀および現代アート』の一部作品が突出した人気を集めた。出品作品には、朱徳群、劉国松、王懐慶、日本人アーティストの作品などが含まれており、国際的な視点から集められたものだ。中でも、藤田嗣治、草間弥生、加藤泉の日本人アーティストの作品が、今回初めて『中国20世紀および現代アート』のテーマオークションに登場した」と語った。

中国嘉徳(香港)のテーマオークション「中国20世紀および現代アート」を担当する郭斯予マネージャーは、「香港は中国人以外のアートが比較的好まれる場所で、我々もその点を考慮して出品作品の構成を考えた。そんな中で、日韓アートをおろそかにするのは非常にもったいない。今回は初めてのトライアルということもあり、数は3点しか用意していないが、すべてが日本の新旧3世代を代表する有名アーティストのもので、時代を象徴する作品となっている」と説明する。


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