上空400メートルの高さに立たされたら、思わず「おもらし」をしてしまう?「最高の刺激」を求め、足元の遥か下で渓流が流れるなか、長さ30メートル以上の透明のガラス床でできた展望橋を一人で歩く勇気はおありだろうか?北京市平谷区石林峡景勝地に設けられた、チタン合金とガラスでできた展望橋が、2016年「五一(メーデー)」連休中に一般開放される。さまざまな点で「世界一」を誇るこの展望橋は、予測不可能な「スリル感」を観光客にもたらすに違いない。千龍網が伝えた。
空に張り出した長さが32.8メートルもある「宙に浮く」展望台は、米グランドキャニオン国立公園にあるガラス製の展望橋「スカイウォーク」よりさらに11.4メートル長い。歩行可能な部分の面積は434平方メートルと、現時点で世界最大の展望橋だ。石林峡観光部の担当者は、「今までに、2千人以上の観光客から予約が入っている。展望橋が公開されると、『スリルでおもらし』をしてみたい観光客が押し寄せるだろう」と話した。
この展望橋の主体部分はチタン合金でできている。チタン合金は、耐久性・耐食性・耐熱性いずれにも優れており、航空・宇宙分野に広く応用されているが、民間分野での大規模な応用は今回が初めてという。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月19日