熊本県と大分県で14日から連続した地震が発生して以降、現地の救援状況や物資の到達状況といった情報が日本国内ないし他国の関心を集めている。東京都民は銀座に位置する熊本県特産品専門店「銀座熊本館」を続々と訪れ、特産品を買うという方法で被災地を支援している。人民網が伝えた。
20日午後7時、同館前ではスタッフの指揮の下約30人ほどの来客が順次館内へと進んでいた。現在同館1階では熊本の新鮮野菜と果物といった特産品が販売される「熊本プラザ」、及び2階にあるゆるキャラ「くまモン」グッズが販売される陳列棚は、地震発生前にあった千種類以上の商品の大部分が売り切れとなっていた。
情報によると、同館は地震発生2日後の16日には営業を再開し、当日の来店客は開店30年来最多となる3000人を上回った。週末の16、17日両日の来店客数は約6100人に達し、地震発生前の週末の約2倍となり、売り上げも過去最高となる600万円近くに上った。館内に設けられた募金箱には、18日時点で計約630万円の募金があったという。
日本の気象庁の20日の発表によると、20日午前8時半までの時点で、熊本県内のマグニチュード(M)3.5以上の地震は197回発生している。気象庁地震津波監視課の青木元課長は、「20日時点で地殻変動は依然活発な状態にあり、収束の兆候は見られていない」とし、現地住民に強震に備えるよう呼びかけた。(編集MI)
「人民網日本語版」2016年4月21日