21日午前1時時点での一行の位置。すでに熊本市内かなり近づいていた
在日中国人ボランティア組織「熊本賑災」支援チームの第2陣が21日午前4時頃、熊本県南阿蘇山付近の南阿蘇村の被災地に到着した。北海道、関東地方、関西地方といった地域から集まった20人の中国人ボランティアは、余震や土石流といった危険を乗り越えながら、物資の不足する南阿蘇村に寄付による救援物資を無事届けることができた。一行は現地に滞在し、現地の管理当局の意見や現地の需要に基づき、物資分配および救援活動に参加する計画だ。人民網が伝えた。
向こう数日間、九州地方は広い範囲で大雨になる予報で、土石流や暴風雨といった災害が発生する恐れがある。危険を回避して参加者および物資の安全を確保するため、一行は大阪を出発後福岡県での休憩計画を取り消して南阿蘇村の被災地に直行した。