中国三峡集団と湖北省宜昌市政府の共催によるチョウザメ放流活動が4月24日、宜昌市の長江の希少魚類放流ポイントで行われ、合計2020匹という大量のチョウザメが放流された。従来のT字型のマーカー、PITマーカー、超音波マーカーのほか、今年放流した一部のチョウザメの子世代はいち早くGPSマーカー技術を採用した。この観測データが計画通り回収されれば、人類初のチョウザメの基本的海洋生活情報を獲得でき、チョウザメの回遊習性と環境の関係性を明らかにする上で画期的な意義がある。数年来、三峡集団はチョウザメやイェンツーユイなど希少な魚類における放流活動を継続的に実施する中、放流されたチョウザメの総数は500万匹を超え、うち人工繁殖された子世代のチョウザメは1万7千匹に及ぶ。中国新聞網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月25日