中国大洋科学調査第40回調査第4航行段階の任務を遂行中の科学調査船「向陽紅10号」は12日、南西インド洋の作業海域で、電気伝導度水温水深計(CTD)を水深約2000メートルの海底に投入し、水深別の温度・塩分データおよび海水サンプルを入手した。新華社が伝えた。
CTDは電気伝導度、水温、水深の英語を省略したもので、主に水深別の水温・塩分・深度の自動測量と記録に用いられる。24の海水サンプラーは、科学研究の需要に応じ水深別の海水サンプルを収集する。サンプルを検査することで、水深別の海水の溶存酸素量、アルカリ度、pH値などの環境データを得ることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月13日