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社会内処遇中の犯人を電子ブレスレットで監視 広東省

人民網日本語版 2016年05月13日14:40

広東省広州市司法局はこのほど、社会内処遇中の犯人に使用する、矯正電子ブレスレット測位監督管理システムの使用開始の発表会を開いた。広州市は今後、社会内処遇中の犯人に電子ブレスレットを持たせ、リアルタイムの測位と監視を実現する。広州日報が伝えた。

同式典で発表された電子ブレスレットの外観は、一般的な腕時計のようで、コンパクトで軽量だ。ディスプレイには時刻表示の機能もあり、目立つことはない。これを装着しても、社会内処遇中の犯人の正常な社会交流に影響が及ぶことはない。

開発者によると、犯人が腕に長時間直用することを鑑み、皮膚に合った材質を採用した。腕時計のベルトのように緩さを自動的に調節することができ、かつ防水機能を持つ。入浴中に着用していても、問題はないという。

社会内処遇中の犯人は刑務所内で服役する必要はないが、その行動は常に監視される。期間中、居住地を無断で離れることはできない。広州市司法局の関係者は、「どこにいるのか、規定エリアを離れていないかは、電子ブレストレットによって把握できる。電子ブレスレットの測位監督管理システムにより、服役中の犯人の24時間追跡・測位が可能だ。測位の頻度は15分に1回で、規定エリアを離れた場合には警報を出す」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年5月13日

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