ホテルを利用する人の多くが、「どこのホテルに泊まっても大して変わらず、新鮮味がない」と感じているかもしれない。しかし、東京・汐留にあるパークホテル東京にある「アーティストルーム」に泊まると、これまでにはない体験ができるに違いない。新華網が伝えた。
同ホテルの31階フロアにある「芸者金魚」と名付けられた客室のドアを開けると、部屋の壁や天井に描かれた自由に泳ぐ金魚や芸を披露している芸者が目に飛び込んでくる。この部屋を担当したのは画家の成田朱希さんだ。
同ホテルは2012年から「アーティストルーム」を企画し、画家や画廊などが協力して、現代アートで客室の内装を一新。宿泊者は「日本らしさ」をここで感じることができる。
今年年末までに31室が完成する計画で、現在は20室が完成している。
「アーティストルーム」の宿泊料金は普通の客室より約5000円高い。それでも、非常に人気で、宿泊者の9割が外国人観光客という。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月18日