米国のローゼン・コンサルティング・グループと非営利団体アジア・ソサエティーがこのほど発表した最新の報告書によると、中国人が米不動産市場で行った投資は累計3千億ドル(1ドルは約109.3円)を超え、金額は増加し続けているという。新華社が伝えた。
ロイター社が16日に同報告書を踏まえて伝えたところによると、2010年から15年にかけて、中国人は米国で住宅を930億ドル、不動産担保証券を約2080億ドル、商業用不動産を約170億ドル、それぞれ購入した。同報告によれば、米不動産業界のあらゆる分野で、中国人は最大の投資家となっている。とはいえ、米国の受け入れた直接投資に占める中国の割合はまだ10%にとどまる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年5月18日