第19回中国北京国際科技産業博覧会において、斬新な「Transit Elevated Bus(TEB)」が注目を浴びた。これは完全に電力で駆動する、多くの乗客を乗せられるワイドボディ高層電車で、都市部のバス・ラピッド・トランジット(BRT)と地下鉄の長所を一体化している。交通渋滞、デッドゾーンの活用、低コスト、短い施工期間、駐車場不要、省エネ・エコなど数多くの長所を持つ。2本の車道を使い、上下2層に分かれている。上層に乗客が乗り、下層は空洞となる。セダンならば下層を自由に通過できる。平均運行時速は40キロ、1台の定員は1200人。TEBはガソリンバス40台分の輸送力を誇り、ガソリン消費量を毎年864トン、炭素排出量を2684トン削減できる。新華網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月27日