2月7日、日本の三重県桑名市と愛知県名古屋市を結ぶJR関西線の普通列車(2両編成)が愛知県弥富駅に停車中に、乗客から「車内がアンモニア臭い」と報告があり、すぐに20人の乗客全員を同駅に降ろした。杭州日報が伝えた。
愛知県警の中村署から消防員が出動し、防護服に身を包んで現場に乗り込んだが、結果として発見された異臭元はなんと「臭豆腐」だった。消防員が駅のごみ箱の中から臭豆腐のパッケージが見つかり、列車の1両目後方の座席と床にも液体の一部がこぼれているのが発見された。
この影響で約2時間運転を見合わせ、約4750人の乗客に影響が出た。警察によると、避難した乗客20人に異臭で気分が悪くなったりなどの異常はなかった。
日本のメディアは臭豆腐がどうして列車内に持ち込まれたかは明らかにしていないが、臭豆腐について「日本では中国食材店やインターネット通販で臭豆腐を買うことができるが、普通の日本人にとって、臭豆腐は通常目にしたことが無い食べ物である」と紹介している。中国に住む日本人ネットユーザーは「日本人が神経質すぎるなんて思わないでください。臭豆腐の独特のにおいに慣れないだけなんです。きっと何か危険な物質なのかと思ったんです」と苦笑交じりのコメントを残している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月15日