台湾地区で19日、観光バスが事故を起こして炎上、乗っていた26人全員が犠牲となった。うち24人は遼寧省大連市から来ていた観光客で、あとの2人はバスの運転手とガイドだった。
事故が発生したのは19日午後1時ごろ、観光バスが台湾高速道路2号桃園国際空港連絡道を西に約3キロ走行した地点で、バスがガードレールに衝突して炎上し、乗客乗員が車内に閉じ込められた。通報を受けた桃園の警察や消防隊員がただちに現場に駆け付け消火や救助を行ったものの、26人全員が死亡した。
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【游览车】観光バス
【护栏】ガードレール
【起火】炎上
事故発生後、台湾地区のメディアのまとめによると、台湾が2008年7月に中国大陸部からの団体観光を解禁して以降、この8年の間に11件の死傷事故が発生。うち9件が観光バス、1件が列車事故、1件が飛行機墜落事故だった。今回の事故を含めて計83人(旅行会社関係者も含む)が死亡、100人以上が負傷している。台湾各界からは、関連当局に事故の真相を徹底的に調べ、観光安全を確保するよう求める声が次々と上がっている。
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【台湾开放大陆居民来台旅游】台湾地区が中国大陸部からの団体観光を解禁
【坠机事故】飛行機墜落事故
【彻查事故真相】事故の真相を徹底的に調べる
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