北京市の朝陽病院薬事部に勤務する「90後」(1990年代生まれ)の薬剤師王子恵さんが8月15日夜9時20分頃、朝陽区の悠唐ショッピングセンターで買物をしていたところ、地下一階のトイレの入口に人が集まっているのを見かけた。歩み寄ってみると、苦しむ母親の身体からなんと産まれたばかりの赤ん坊がぶら下がっていたのだ。王さんは、「当時、母親はトイレの中で身体をまげて立っており、誰も助けにいく勇気がある人がいなかったが、状況は非常に緊迫していることが見てわかった」と話す。王さんはすぐさま必要な処置を施し、母子の命を救った。京華時報が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年8月17日
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