海南省海口市で4日、中国とインドネシアの海上捜索救助機関による、海上捜索救助協力の推進に関する会議が開催された。中国新聞網が伝えた。
同会議は2日間にかけて行われ、双方は「中華人民共和国交通運輸部・インドネシア共和国国家捜索救助庁による海上捜索救助協力の了解覚書」の関連条項の実施、「2015年中国−インドネシア国家共同海上捜索救助サンドテーブルシミュレーション」の脚本・シミュレーション技術プランの検討、「中国−インドネシア国家海上捜索救助ホットラインプラットフォーム」の建設プランなど、いくつかの議題をめぐって話し合いを行った。
「中国−インドネシア海上捜索救助ホットラインプラットフォーム」は、中国とインドネシアを結ぶ緊急ホットラインネットワーク、海域捜索救助情報の交換・共有プラットフォーム、水域安全情報サービスプラットフォームからなり、24時間体制のホットライン(電話・FAX)、ビデオ会議、情報交換・共有、安全情報サービスという4つの機能を実現する。双方の海上捜索救助機関は、全天候型のリアルタイム通信が可能になり、ビデオ会議システムを利用して捜索救助案を議論し合い、救助の即時性を高めることができる。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月5日