中国で人気のお見合い番組「縁来非誠勿擾」の日本スペシャルのメディア発表会が、21日に東京の有名観光スポット・お台場で行われた。日本サイドとして九州の観光施設「九州国際観光スクエア」（KISS福岡）が関わる同スペシャルの発表会には在日本中国大使館の張梅参賛、日本の西田実仁参議院議員（公明党参議院幹事長）、有名テレビ司会者の孟非氏、中国新聞網の呂振亜副社長などが出席して、あいさつを述べた。人民網が伝えた。

張参賛はあいさつの中で、「『縁来非誠勿擾』海外スペシャルは華僑・華人に横のつながりを提供する非常によいプラットフォームであるだけでなく、多くの日本人に、特に若い人に中国の今の社会状況を理解してもらうものにもなる。来年は中日国交正常化45周年にあたり、今回の日本スペシャルを通じて、中日両国民の相互理解を促進し、特に若い人同士の相互理解を促進し、来年の双方にとって記念碑的な意義をもつこの節目に向けて良好なムードが醸成されることを願う」と述べた。

西田議員は、「日本の今後の最重要課題はアジアの中の日本を考えると同時に、日本の中のアジアに対する認識を改めることで、この点を踏まえて『縁来非誠勿擾』を見ると非常に面白い。この番組は世界各地で大きな影響力をもち、日本の視聴者が番組を通じて本当の中国を理解することを願う」と述べた。

孟氏は発表会で、「日本スペシャルはこれまで約7年間に16回あった海外スペシャルの中で準備にかける時間が最も長く、4年を費やし、今日になってやっとロケをスタートすることができた。来年は中日国交正常化45周年にあたり、この番組の放送がもつ記念の意味はより大きいといえる」と述べた。

呂副社長は北京から発表会に駆けつけ、あいさつの中で、「海外スペシャルの成功を祈る。若い人々がこのステージで大いに精彩を放つことを期待する」と述べた。

日本文華伝媒株式会社の孫冉副社長（「東方新報」編集長）は発表会で主催者の一人として、「昨年10月に『縁来非誠勿擾』がついに日本に上陸した。弊社は（同番組を作成する）江蘇衛星テレビと独占契約を結び、長期的な申し込みプラットフォームを開設し、日本に暮らす独身男女が番組に出演しやすいルートを構築した。今年7月15日には海外選考をスタートし、福岡、大阪、九州、北海道で選考会を開催。10月22日には東京と大阪で最終選考をスタートし、最後まで残った男女28人が南京で行われるロケに参加する」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年10月22日