アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が20日にペルー・リマで行われた。習近平国家主席は「未来志向の開拓進取 アジア太平洋の発展と繁栄を促進」と題する重要談話を発表し、アジア太平洋パートナーシップを深化し、開放によってウィンウィンを図り、融合によって繁栄を促進し、たゆまず開拓進取し、アジア太平洋発展の素晴らしい未来を共に創造する必要性を強調した。人民日報が伝えた。
習主席は「われわれは揺るがず経済のグローバル化プロセスを先導し、経済グローバル化のより包摂的であまねく恩恵をもたらす方向への発展を先導し、あらゆる形態の保護主義に反対する必要がある。揺るがずアジア太平洋開放型経済の水準を高め続け、多角的貿易体制を支持し、アジア太平洋自由貿易圏を早期に完成する必要がある。揺るがず地域コネクティビティのボトルネックを解決し、北京会議で採択した10年間のコネクティビティ・ビジョンを踏み込んで実行に移し、インフラ、規則と制度、人的交流のコネクティビティを強化し、全方位的な複合型コネクティビティ・ネットワークを構築し、「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブと関係各国の発展戦略及び協力イニシアティブの連結を強化する必要がある。揺るがず改革・革新構造を築き、経済構造改革を推し進め、アジア太平洋が世界経済をリードするための原動力を創造する必要がある」と強調した。
また「中国は各国と共に、発展を基調に、開放を拡大し、地域経済の統合とコネクティビティを促進し、アジア太平洋協力の壮大な絵巻を共に描きたい」と強調した。
会議は首脳宣言を発表した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月22日
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