習近平主席がエクアドル大統領と会談

習近平国家主席は17日にエクアドルの首都キトで、同国のコレア大統領と会談した。両国首脳は中国とエクアドルの伝統的な友好関係を高く評価し、二国間関係の位置づけを引き上げ、両国の全面的な戦略的パートナー関係を構築し、両国関係が新たな情勢の下でさらに大きな発展を遂げるよう推進するとの認識で一致した。人民日報が伝えた。

習主席は、「現在、中国とエクアドルはともに発展の重要な時期を迎えており、両国の協力の重要さがより顕在化している。中国は引き続きエクアドルが国情に見合った発展の道を模索することを支援し、エクアドル地震後の再建に積極的に関与していき、エクアドルと各方面での実務協力を強化し、両国の利益の融合を全面的に深化させ、人的・文化的交流を拡大し、中国・エクアドル関係のよりよい発展の未来を切り開きたいと考えている。中国はエクアドルが来年に77カ国グループの議長国を務めるのを積極的に支援し、77カ国グループと多国間事務で引き続き緊密に協力していきたい。中国はエクアドルとともに、中国・中南米間の全体的協力を持続的に推進し、中国・中南米関係のより大きな発展を推進していきたい」と述べた。

コレア大統領は、「エクアドルはエクアドル地震の救援活動や地震後の再建に対する中国の力強い支援に感謝している。エクアドルは常に一つの中国の政策を堅持し、両国の政治、経済・貿易、人的・文化的分野における交流と協力の強化に努めてきた」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年11月19日