開筆礼の開始を告げる先生(12月1日撮影)。園内には合格祈願などの赤い絵馬が鈴なりに掛けられていた(12月1日撮影)。お辞儀の作法を学ぶ子供たち(12月1日撮影)。喉が渇くと心配した保護者が持たせたのか、水筒を首からかけて儀式に臨む子供(12月1日撮影)。賢くなるようにという願いを込めて眉間に赤い点のしるしをつける(12月1日撮影)。初めて筆を手に字を書く子供たち(12月1日撮影)。ようやく儀式を終えて着替えに移動する子供たち(12月1日撮影)。衣装をたたむ手間も惜しみ、遊びに行ってしまった子供たち。着替えた場所には「抜け殻」が山積みになっていた(12月1日撮影)。
江西省■源県(■は矛へんに夂の下に女)にある朱子学の祖・朱熹を祀り、硯製作や徽州文化を紹介する景勝区である「熹園」。「海外メディアがみる江西2016」の中国や海外の記者約40人は1日、同園で入学の際に行う伝統儀式・開筆礼を見学した。幼い子供たちが伝統衣装を身に着け、伝統的な礼儀作法を学び、初めて筆を手にして文字を書くというこのイベントは、儒教において学問を始める上で一番最初の「礼儀作法」の授業となる。イベントの間中は神妙な顔つきをしていた子供たちだが儀式が終わるや、待ってましたとばかり「衣装」を脱ぎ捨て、園内を元気に駆け回っていた。(文:玄番登史江)
「人民網日本語版」2016年12月3日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn